部品加工から
めっきまで一貫生産
水素発生用電極
「水素発生装置」で使用する電極の「加工からめっき」までお応えします
水素発生装置内の主な電極としてチタニウム(以下チタンと略す)材に、白金めっきした電極が使われています。
当社では、20年にわたる多数の加工実績を基に研究・開発を重ねてきた独自のノウハウで、高温下の使用や耐食性の要求に対して十分な性能を発揮する白金めっき液の確立と加工技術を保有しています(自家浴) 。
60MW級の水素電解装置開発の国家プロジェクト事業に参画するため、水を電気分解して水素を作る水電解装置向け電極用の工場※1 を新設しました。
これまでめっき装置向けなどでわずかに用いていた白金めっきの技術を基に、めっき溶液と処理方法を改良。大型の電極に白金をより均一に施せるようになり、白金の使用量を抑えためっき技術として確立しました。
国が本格的な水素供給網の構築を目指す2030年に向けて、国内メーカーと量産に向けた試作を進めています。
- チタン製の電極に白金のめっきを施す専用ラインを3つ設置し、月に最大1000㎡分の加工が可能

信濃毎日新聞に掲載
めっき加工の日本金属化工所が水電解装置向け電極用の新工場 水素需要見込み(2024/09/18)
- チタンの溶接も含め素材の加工からめっきまで一貫生産が可能
- 白金の厚さは0.1µm~4µm程度まで、最大寸法は600×600mm、部分めっきも可能
- 20~50µmのチタン線を圧縮成形した特殊多孔質構造体における電極でも、 空隙率50~70%程度の素材で難物めっきとして加工可能
- 大型電極 300枚/月、中型電極 500枚/月、小型電極 1,000枚/月、それ以上のサイズ、産量は応相談
ご相談ください
- 加工からメッキまで一貫生産が可能です
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チタンの溶接も含め素材の加工からめっき、組立までお任せください。
もちろん加工のみ、めっきのみも承っております。【 加工例 】PEM型水電界用電極(給電隊/GDL/PTL)
- チタン エキスパンド
- チタン マイクロメッシュ
- チタン 多孔質体(繊維焼結体、粉末焼結体)
- 白金膜厚の要望や大きいサイズにも対応可能でしょうか?
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白金膜厚0.1μ~5μ程度まで、最大寸法650mmx600mmまでお応えできます。
- サイズはめっき時の電極配置により前後します。
- 特殊多孔質構造体の調達、めっきも可能です。
チタンエキスパンド/マイクロメッシュ/多孔質体(繊維焼結体、粉末焼結体)
- 量産に対応できますか?
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大型電極300枚/月、中型電極500枚/月、小型電極1000枚/月、それ以上のサイズ量産はお問い合わせください。
- 形状・難易度により前後致します。